オランダより愛をこめて①
風車の国からこんにちは㊤
福井新聞2010年9月12日掲載
オランダ人の夫とめぐり会って、オランダに住むことになろうとは夢にも思わなかった子ども時代を坂井市(旧春江町)で過ごした私は、今年で在蘭10年目を迎えました。5歳年上の夫と13歳の息子、10歳の娘、そして1歳の愛犬ルナ、ペットのハムスターと一緒にオランダ南部の田舎町に暮らしています。この連載では、そんな私の目に写るオランダの暮らしを、多方面にわたって福井の皆さんにお届けしていきたいと思っています。
さて、オランダと聞いても、きっとピンとくる人は少ないのではと思いますが、実はオランダと日本には400年以上にもわたる長いお付き合いの歴史があるのです。今から410年前、1600年(慶長5年)の4月19日、オランダの商船「デ・リーフデ号」が、暴風雨に遭い豊後(現在の大分県)臼杵湾に漂着しました。船団5隻でオランダを出航し、次々と沈没する中、唯一残ったのが、このデ・リーフデ号でした。
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