2012年5月29日火曜日

余暇は散歩とサイクリング


オランダより愛をこめて③
~余暇は散歩とサイクリング~

 福井新聞2011年10月10日掲載

オランダ人の一番好きな余暇の過ごし方、それはきっと「散歩」です。
ふだんは家の周辺、週末には車で近くの森まで足を延ばしたり、天気のよい週末の午後にでもなると、道も森も公園も散歩を楽しむ人でいっぱいです。オランダでは街中に住んでいても、すぐ近くに大きな公園や並木の遊歩道が整備されています。人々は空いた時間に、友人や家族と気軽に散歩に出かけます。
会社勤めの人たちも、ランチタイムをパッと済ませ、散歩のためにオフィスビルから続々あふれ出てきます。外の空気を吸って気分転換し、何より家族や同僚と語り合いながらの時間を大切にしているようです。
そして、散歩に負けないくらい人気なのは、サイクリング。自転車王国のオランダですから、子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、みんな自転車に乗ります。完備された自転車道が快適なサイクリングを保障し、遠出用に観光スポットや休憩所などが掲載された専用のマップもありますから、人々はいろんなサイクリングルートを回り、余暇を楽しみます。
わが家の子どもたちも、もちろん自転車が大好き。4歳くらいからフィッツオランダ語で自転車の意)で走行距離を延ばしています。天気のよい週末は家族でサイクリングに出掛け、水車小屋のカフェで休憩したり、牧場で濃厚アイスを食べたり…。
実は、最初は目的もなく走るサイクリングや散歩に気乗りしなかった私ですが、風を切って走る爽快さ、四季の移り変わりを肌で感じられる散歩、そして何よりも家族と共にすごす時間の楽しさを、ここオランダに来て学びました。地図も持たずに出かけるわが家は、時折迷子になります。でも、そんな時は家族の団結も強くなるんですよ。

オランダより愛をこめて 2


オランダより愛をこめて②
風車の国からこんにちは㊦

福井新聞2010年9月26日掲載

オランダは既に秋深し。コートを羽織る季節となってきました。もうすぐ一面、金色の落ち葉が敷き詰められ靴の下でサクサク、散歩が楽しい季節です。

さて、前回お話しました、1600年にオランダから豊後(現在の大分県)に漂着した「デ・リーフデ(愛)号」。5隻出港した中で、たった1隻たどり着いたのが「愛」なんですから、その後の運命を約束しているかのようなものです。

オランダは、鎖国時代に長崎の出島で交易を許可された唯一のヨーロッパの国。江戸時代から200年以上にわたり、日本に通商だけでなく医学、工学技術など広い分野の知識を伝えてくれました。そのころの日本では、オランダ語も盛んに勉強され、逆に日本の文物もオランダから世界に紹介されたそうです。葛飾北斎が西洋画に、ゴッホが浮世絵に影響を受けたのも、すべて「愛」という名の船から始まったというわけです。

オランダからの学問は「蘭学」と呼ばれ、小浜出身の杉田玄白や、福沢諭吉も必死に蘭学に励みました。そしてオランダでも、国内最古の歴史を誇るライデン大学で、江戸時代から日本学が存在したのです。

福井にもオランダ人の足跡が見られます。明治三大築港の一つ「三国港突堤」は、明治初期にオランダ人技師エッセルが設計したものです。国土の4分の1が海面下で、水との闘いを強いられたオランダでは水工学が発展し、日本にも技師が送られました。私も子どものころから何度も見ていた三国の突堤。オランダつながりだったんですね。

そんな長年のお付き合いを証明するかのように、実は日本語の中には「いかにも日本語ですよ」みたいにすましているオランダからの外来語がいっぱいあるんですよ。それは、またの機会に紹介しますね。

2012年5月6日日曜日

オランダより愛をこめて 1 はじめまして


オランダより愛をこめて①
風車の国からこんにちは㊤


福井新聞2010年9月12日掲載

日本から飛行機で地球を半周すること11時間。運河と風車、チーズとチューリップの国オランダからはじめまして! 九州ほどの面積の小さな国のくせに、住んでいるのは巨人ばかり。どこまでいっても平らで、土地の4分の1は海面下。地平線に見えるのは福井で見慣れた山や田んぼのかわりに、牛や羊が点在し草を食む牧草地が延々と…。

オランダ人の夫とめぐり会って、オランダに住むことになろうとは夢にも思わなかった子ども時代を坂井市(旧春江町)で過ごした私は、今年で在蘭10年目を迎えました。5歳年上の夫と13歳の息子、10歳の娘、そして1歳の愛犬ルナ、ペットのハムスターと一緒にオランダ南部の田舎町に暮らしています。この連載では、そんな私の目に写るオランダの暮らしを、多方面にわたって福井の皆さんにお届けしていきたいと思っています。

さて、オランダと聞いても、きっとピンとくる人は少ないのではと思いますが、実はオランダと日本には400年以上にもわたる長いお付き合いの歴史があるのです。今から410年前、1600年(慶長5年)の4月19日、オランダの商船「デ・リーフデ号」が、暴風雨に遭い豊後(現在の大分県)臼杵湾に漂着しました。船団5隻でオランダを出航し、次々と沈没する中、唯一残ったのが、このデ・リーフデ号でした。

デ・リーフデとはオランダ語で「愛」という意味。オランダからの愛が届けられたのです。何とロマンチックじゃありませんか。ちなみに、私たちの結婚記念日もたまたま4月19日なんですよ。夫の父が結婚式のスピーチで、この特別な日のことを語ってくれた時は、強い運命を感じずにはいられませんでした。その「愛」という名の船が到着してから後のオランダと日本のお付き合いについては、次の機会にお話させていただきますね。お楽しみに。

2010年11月15日月曜日

福井新聞連載スタート!

「オランダより愛をこめて!」と題し、福井新聞での連載が9月からスタートしました。毎第二・第四日曜日の掲載です。
オランダの生活全般をいろんな角度からエッセイ風に書いていきます!

テレビ出演!

夏に、福井テレビの「福井人聞録」という番組に取材してもらいました。面白い体験だった。自分がこんな風に話してるんだってちょっと驚き。

タイトルをクリックしてみてください。

2009年11月13日金曜日

Luna


ルナでーす!

洗ったら、こんなに小さくなってしまいました・・・。

うちに、子犬ちゃんがやってまいりました。名前はルナ。もう、かっわいくてかっわいくて、「猫かわいがり」です。2年以上に及ぶセリナの「犬がほしい!」と言う懇願に根負けした家族の下に、8週間で親元を離れ、もらわれてきたルナちゃん。

最初の10日は夜中中泣き叫び(そりゃ、さびしいよね、いきなり一人なんだから。でも、子犬って本当にエネルギーあるんですねぇ!)、睡眠不足とトイレトレーニングに心身疲労した私は、「どうして育児休暇はあって、育犬休暇がないいんだぁ!」と暴動を起こしたくなりましたが、時期が来れば収まるもんですね。いまでは、3-4時間は一人でお留守番できるし、ほぼ90%粗相をすることもなくなりました。

人も犬も大好きで、いつも朗らかなルナちゃんは、近所でも人気者で、家では家族中が赤ちゃん言葉で話しだす始末。帰宅すると誰よりも一番に玄関に尻尾をちぎれんばかりに振りながらお迎えに来てくれるルナちゃんのおかげで、家の幸せ度もアップ。子犬の教室では、劣等性のルナちゃんですが、家では幸せを運んできてくれる、一番おりこうさんの優等生です。ちなみに、Shetland Sheepdogことシェルティーです。

2009年10月15日木曜日

バンジー!




行ってきました~!長年の夢だったバンジージャンプ!生徒の若い男の子二人連れて、Scheveningenのビーチにそびえる60メートルのタワーから、思いっきり海に向かってジャンプ!爽快の一言!ホント、楽しい一日だった!